芸能の専門学校ではどんなことを学ぶの?

最終更新日 2024年5月14日 by nieaun

声優になる方法とは

女優、俳優になりたい、歌手、声優デビューしたい、そんな憧れをもって芸能を中心とした専門学校に進むことを考えている人もいるのではないでしょうか。

でも学校を卒業して本当にその職業に就けるのか、どんなことを学習するのか、と不安に思うことも多いでしょう。

そこで今回は声優に関して考えてみましょう。

まず進学する学校を選ぶに当たって重要なことがなぜ声優になりたいのかをしっかり把握することです。

アニメが好きだから、歌とダンスが得意だから、など人もそれぞれきっかけがあるはずです。

学校の特色もあるので、自分がどんな声優を目指しているのか理解しておくことが大切でしょう。

声優になるまでの道は学校の他にもたくさんありますが、専門学校は基礎から学びたい人には1番の選択肢です。

学校として声優だけを取り扱っているところは少なく、芸能全般を扱う中に声優学科というものがあります。

学校名によっては通常の大学と間違えてしまいそうなものもあるので見落としがないように気をつけてください。

専門学校に入学すると気になることがカリキュラムや授業内容です。

学校によって多少異なりますが、必ず共通して行う授業もあります。

声優の基礎となる発声練習、演技の練習、そして体力トレーニングです。

体力トレーニングというのは少し意外に感じた人もいるのではないでしょうか。

しかしこの体力トレーニングは声優にとって非常に重要な要素でもあります。

役になりきりながら声を出す、ということはかなり体力を消耗するのです。

キャラクターの表情や感情を声だけで表さなければなりません。

そのため体力がなければ途中で声に張りがなくなったり、感情がこもっていない声の出し方になってしまうことも考えられます。

このような共通授業の他に、ナレーションの練習、アフレコ実習やラジオ実習を取り入れている学校も見られます。

幅広い学習内容がある学校

またメイクアップやファッション、インタビューでの答え方も含まれており、幅広い学習内容となっているのです。

卒業課題としてはCDドラマの作成や舞台公演を行う学校も多いのですが、中にはラジオ番組に出演、ということもあります。

これは声優デビューにつながる大きなチャンスとなるでしょう。

このように在学中にデビューのきっかけがある、ということも考慮して学校選びは慎重に行ってください。

気になる学校のことを知るに当たって、ネットで調べたりパンフレットを取り寄せたりする人が多いのではないでしょうか。

もちろんそれも1つの方法です。

しかし、学校選びで最も重要なことは、オープンキャンパスなどに参加して実際に学校や学生の雰囲気、授業の進め方などを見てみることです。

パンフレットで想像していた雰囲気とはがらりと印象が変わってしまう、ということも珍しくありません。

入学してから後悔しないためにもやはり自分の目で見ておくことが重要でしょう。

学校の資料に入学説明会や体験授業の日程が記載されているはずです。

自分の予定に合わせて何度か足を運んで見てください。

自分の雰囲気に合っていることはもちろんですが、卒業後の進路も学校選びの目安にしてみましょう。

これは卒業生の就職先を見てみるとよくわかります。

どんなプロダクションに所属しているか、出演番組と実績を把握しておくことで、デビューのチャンスが多いか少ないか確かめることができます。

さらに、自分が目指す憧れの人がいる場合は、その人がどの学校を卒業しているか、ということも参考になるかもしれません。

このように過去の実績から選ぶ方法もありますが、一方で新しい学校の1期生になるのも1つの方法です。

なぜならあまり名が知れていない学校は学生の数が少なく、より細かい指導を受けることができるというメリットがあるからです。

実績がわからない分不安もあるかもしれませんが、これもデビューする可能性を大きく秘めています。

進学先が決まったら

進学したい学校が決まれば、待っているのは入学試験です。

専門学校の場合は、体験入学や面接によって本人の意思を確認することで入学許可となることがほとんどです。

入学試験の段階でオーディションや実際に台本を読むことはほとんどないでしょう。

芸能学校で求められることは意欲や人間性が1番なのです。

さらに学校に通うことで気になるのが費用ではないでしょうか。

せっかく入学しても費用が払えず通えなくなってしまっては意味がありません。

通う学科やコースによっても様々なのですが、だいたい年間で100万円前後を目安にしてください。

養成所やスクールでは通う日数が学校より少ないことが多いため、約20万円から50万円前後とやや低額になります。

支払い方法は一括払いのみ、分割払いもできる、というように学校によって異なります。

また、年間で必要な金額の中に入学金や教材の費用が含まれているのかも確認しておきましょう。

そして、中には奨学金制度が利用できない学校もあるので注意してください。

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