保育士は子どもの健やかな成長に関わる魅力的な仕事です

最終更新日 2024年2月28日 by nieaun

保育士の実際の仕事内容とは

保育園の近くを通ると、子どもたちの元気に遊び回る姿や楽しそうな歌声などが聞こえてきます。

小さな子どもが楽しそうにしている姿はとても微笑ましく感じることで、そこで働く保育士になりたいを考える人も少なくありません。

将来の仕事として希望する人が増えていますが、実際の仕事内容などを詳しく知らない人も大勢います。

この仕事の特徴は、希望する人なら誰でもなれる訳ではないことです。

働きたいと考えている人は、資格を所持していることが条件になります。

厚生労働省から指定されている大学や短大や専門学校などで専門知識を学び、卒業しなければ資格を取得することはできません。

通信教育などでも資格を取得することは可能ですが、保育園で働くためには採用試験などに合格することが必要です。

保育園で働いている保育士は、このようなことを経てようやく仕事に就くことができます。

このように資格を取得するために専門知識などを学ばなければいけないのは、親などから子どもを預かって世話をするだけではないためです。

保育園での主な仕事は、子どもの身の回りの世話をしながら、健やかな成長の手助けをしていくことになります。

相手は小さな子どもなので、食事や排せつなど一人では十分に済ませることができません。

生活習慣や社会性などが見についていない子どもを相手にする、とても大切な仕事です。

1日の仕事の流れは、保育園へ出勤し子どもを預かる準備からスタートします。

部屋や門などの鍵を開けるだけではなく、窓を開け換気などをすることも大切です。

小さい子どもは、床や廊下など、どこででも遊び回ることが多くなります。

ホコリやゴミなどが落ちていると吸いこんだり衛生的にもよくないため、清掃なども大切な仕事の一つです。

部屋などの準備が整ったら、1日のスケジュールをしっかりと確認します。

スケジュールがわからなければ、子どもに対して指示することができません。

次の作業内容などをしっかりと把握できていないと、事故などの原因になってしまうことも多く見られます。

事故等を未然に防ぐためにも、スケジュール確認は大切

事故等を未然に防ぐためにも、スケジュールの確認も大切です。

スケジュールの確認などは、朝礼などで行う保育園もあるので気をつけましょう。

子どもたちが登園してきたら、出席や体調などの確認をしていきます。

子ども一人ひとりの体調を確認しておかないと、体の変化に気がつかず悪化させてしまうことも珍しくありません。

具合の悪い子どもには、決められたスケジュールではなく体調に合った内容に変更することも必要です。

体調などを確認した後は、1日のスケジュールに沿って活動をしていきます。

子ども同士で遊ぶ時間などもあるため、危険なことをしていないか常に注意していましょう。

遊びを通して、人として必要な社会性を身につけさせるその手助けをする

社会性を身につけさせるためには、子ども同士での遊びがとても大切なことです。

遊びを通して人として必要な社会性を身につけるので、その手助けをすることも大切な仕事になります。

遊んだり散歩をしている時にトイレなどに行きたい子どももでてくるので、身の回りのお世話なども必要に応じてしていきます。

トイレの使用を一人でできない場合は、一緒に行って排泄などの手助けをすることも重要な仕事です。

トイレを利用した後は、手洗いなどを促すことを忘れてはいけません。

トイレを使った後は必ず手を洗うことは、子どもが身につけなければいけない基本的な生活習慣です。

お昼ご飯の準備なども、保育士の大切な仕事になります。

子どもたちは、一人では食事をすることはできません

こぼしたり落とすことも多いので、子どもと一緒に食事をしていきます。

食事をする時には、子どもたちにマナーを守ることが大切です。

食事の後は歯磨きやお昼寝などの時間になるので、正しい方法や着替え方などを教えていきます。

身の回りの世話を通して、子ども達の心身の発達を手助けしていく

着替えや歯磨きなどの身の回りの世話を通して、子ども達の心身の発達を手助けしていくことも大切です。

子どもがお昼寝している間は、体長に変化などがないか確認しながら保護者への連絡帳などへ記入していきます。

体調が悪くなったり他の子どもへの迷惑行動などがあった場合は、迎えに来た親へ連絡帳を渡す時に伝えることを忘れてはいけません。

これら以外にも会議や片付けなどがありため、保育士の仕事はとても重要です。

保護者が迎えに来る時間が遅れたり予想以外の事態が起こることもあるため、定時で帰宅できない場合も珍しくはありません。

子ども達が安心して遊んだり運動できるようにするため、保育園内の安全点検も大切な仕事になります。

保育士には、注意力や責任ある重要なことが多いのが特徴

保育士には、子どもの体や行動などの小さな変化を見逃さない注意力が必要です。

子どもが健やかに成長していくためには、保護者との信頼関係をきずいていくことも大切になります。

責任のある重要なことが多いのが特徴になりますが、子どもの成長に関わることができる魅力的な仕事です。

保育士には高い能力が求められており、活躍できるのはハッピーマムなどの保育園だけではありません。

病院施設や児童保育施設などでの需要も高い、とても魅力的な仕事です。