音楽大学に向けた受験勉強

最終更新日 2024年5月14日 by nieaun

音楽大学に向けた受験勉強をするためには、まず、どの分野で学びたいかということをはっきりさせましょう。

というのも、選んだ学科によって学ぶ内容が違ってくるからです。

基本的な科目というのは共通しているのですが、専門的に学ぶのと、副専攻のような形で学ぶのとでは授業の密度にも違いが出るからです。

学びたい分野がはっきりしたら、試験科目について調べてみましょう。

試験科目には、筆記試験と実技試験とがあります。

筆記試験では、一般大学と同じように語学の試験などが課されることもありますが、楽典や和声、対位法などの内容が試験になることが多いです。

受ける学科によって配点は異なりますが、できる限り得点しておくに越したことはないでしょう。

入学後の授業にも影響するような科目もあるので、不安であれば師事している先生に勉強を見てもらうと、効率よく受験対策をすることができるようになります。

実技試験では、専攻する楽器や、副専攻として選ぶ楽器などの試験を受けることになります。

これは単に知識を覚えれば良いということではないので、音大の先生などに師事して勉強していくことが一般的になります。

試験本番で実力を出し切るために、様々なシチュエーションを想定して、課題曲を練習して発表する場を設けておくことが必要になります。

筆記試験に比べると、実技試験の方が配点が重視されたり、コンクールの実績などによって推薦入試に出願できたりすることなどがあります。

実技試験の方が配点が高いとはいえ、筆記試験が全くできないとなると、推薦が存在しない一部の国公立大学のようなところを受験する場合には、合格できる可能性を狭めてしまうことになります。

だからと言って、必ずしも予備校に通う必要があるわけではありません。

予備校に通うとなると、長時間、授業で拘束されるということになるでしょう。

勉強が苦手な場合には、集団の授業についていくのは大変になります。

その場合、貴重な練習時間を削がれてしまうのです。

なるべく、自分のペースを守りたいと思うのであれば、筆記試験で必要な点数がどの程度であるのかを一番初めに確認することをお勧めします。

その上で、通っている高校の先生に質問したり、移動時間などを使って参考書を開いて勉強したりすることで、必要最低限の勉強量で済ませることができるようになります。

どうしても、他人に教えてもらわなければ理解ができないという場合や、学校の先生の説明の仕方がよく理解できないという場合には、家庭教師などを雇って授業ペースを調整してもらうなどすることになるでしょう。

これらのことに気をつけた上で、音楽大学に向けた受験勉強をしていきましょう。

分からない点があれば、受験を経験した人や、師事している先生、学校の先生などに質問をして、疑問点を解決してみましょう。

疑問を残したままにしていると、後悔するようなことが起こってしまう可能性があるので、その点は注意しておきましょう。

武蔵野音楽大学はいいですよ^^

→武蔵野音楽大学・江古田キャンパス