競馬の魅力とレースシステムを競馬セブンが解説します

最終更新日 2024年2月28日 by nieaun

競馬の魅力とは?

競馬の宣伝をテレビなどで見るたびに、ちょっと面白そうだな、やってみようかなと思う方もいるでしょう。

だけどオッズって何?初心者はまず何から知ればいいの?という悩みを持っている方もおおいはずです。

まず、多くの人を魅了する理由から紹介していきましょう。

 

⒈予想することの奥深さ

競馬はギャンブルの中でもトップクラスの人気をもっていますが、それは「予想することの奥深さ」に尽きると言われています。

中には1レースに2時間の熟考時間をかける人もいるほどで、様々な角度から検討して馬券を買い、その馬が勝った時の嬉しさを底上げしているのです。

また、パチンコなど個人でやるギャンブルとは違い、仲間と一緒にいってワイワイ楽しむことが出来ることも大きな魅力の1つでしょう。

レースの予想をアレコレと語る楽しみ、そしてレースそのものを見るのも誰かと一緒だと盛り上がるものです。

 

⒉予想するのが非常に難しい

予想するのが非常に難しい、という点も魅力の1つと言われています。

例えば、一番強い馬を買えば当然当たる、と初心者は思いがちなのですが、それがそうでもないのです。

ディープインパクトやナリタブライアンなど、特に馬やギャンブルに興味がない一般の人でも知っている名前を持つ強い馬でも、負ける時はたくさんあります。

何と平成に入ってから、中央競馬で10連勝した馬は存在しないのです。

昭和の記録でも11連勝が最高ですから、連勝することがいかに難しい競技であるかがわかるでしょう。

「絶対はない」という言葉がよくつかわれるギャンブルでもあるのです。

 

レースシステムについて

では続いて、レースシステムについて見ていきましょう。

レースに出場する馬は、JRAが適当に決めているわけではありません。

まずは、馬を管理する人が出たいレースに登録します。

成績や条件に応じ、出ることが出来るレースは限られていますので、すべてに出場することはできません。

基本体系は他のスポーツと同じようにピラミッド型になっていて、新馬や未勝利戦を順番に勝ち上がり、最終亭にはG1というレースで勝つことを目標とします。

上に行けば行くほど賞金が高くなりますが、「1600万以下」などと表記されるグループは「稼いだ賞金を元にして」のグループわけです。

全ての馬の最終目的であるG1は、何と24種類あります。

一般の人でも聞いたことがあるのは「ダービー」というレース名ですが、これは3歳馬しか参加できないものです。

馬の3歳といえば、人間でいえば中学生・高校生のころに相当する若い馬で、ダービーで優勝すれば素晴らしく名誉なことですが、ダービーで勝ったからといってその馬が現役で最強の馬というわけではありません。

 

現役最強馬を決める有馬記念

当然、現役の最強を決めるレースも存在しています。

代表的なのは年末に行われる「有馬記念」です。

ただし、有馬記念は距離が長いため、短い距離を得意とする馬は出てきません。

JRAで行われている24個のG1の概要を紹介します。

まずは2歳馬限定のレースで、朝日杯フゥーチュリティステークス、阪神ジュベナイルフィリーズがあります。

そして3歳馬限定のレースでは、クラシック3冠と呼ばれている、皐月賞・ダービー・菊花賞です。

牝馬3冠と呼ばれているのは、桜花賞・オークス・秋華賞であり、日程の関係上クラシック3冠と牝馬3冠を掛け持ちすることは現実的に出来ませんので、そのどちらかに出場となります。

4歳以上のものが、基本的には現役の最強を決める戦いとなります。

 

1頭の馬で複数のG1を勝つことは難しい

短距離路線では高松宮記念・スプリンターズステークス・安田記念・マイルチャンピオンシップがあり、中と長距離路線では天皇賞・宝塚記念・天皇賞の秋・ジャパンカップ・有馬記念です。

ダート路線ではフェブラリーステークスとチャンピオンズカップが、牝馬路線ではヴィクトリアマイルとエリザベス女王杯が、そして障害レースでは中山グランドジャンプと中山障害があります。

他の協議ではピラミッドの頂点は1つとなっていますが、競馬は数多くの頂点が存在しています。

年齢制限や性別によって出られないレースがありますが、基本的にはどのG1を目指しても良いです。

ただし、G1レースとはその分野のスペシャリストが集結しますので、1頭の馬で複数のG1をかつことはむつかしいでしょう。

今までで最高の成績をおさめているのはディープインパクトで、7種類のG1で優勝しています。

競走馬として生活を始めること、そして終わることも特に規定はなく自由です。

一般的には2歳馬限定や3歳限定でのデビューとなりますが、必ずそこでデビューしなければならないわけではありません。

引退にも特に規定はありませんので、全く勝てなくなってから乗馬に転身するか、繁殖馬となることが決まっての引退というパターンになります。

中にはレディブロンドという馬のように、わずか3か月の現役生活であったものもいます。

競馬の世界はオープンワールドのゲームのようであるため、かなり自由なので様々なストーリーが生まれるのです。

 

競馬セブンの口コミ情報より抜粋